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 成田屋・江戸人と成田不動展

江戸元禄以来の成田山と成田屋のご縁にちなむ特別展示

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成田山開帳役者参詣の図(貞秀)

 

歌舞伎の名門「成田屋」市川團十郎家は江戸元禄以来、毎年の初詣を始め襲名奉告参詣練り行列、成田山の大開帳

記念歌舞伎の上演など、 ことの他当山とのご縁は深く今日に至るまで連綿と継承されております。

平成22年7月29日に御本尊不動明王御宝前において奉修された、十一代目市川海老蔵丈のご婚儀は、当山と市川

宗家とが不動信仰の堅い絆で結ばれてきたことを広く皆様にご理解いただくところとなりました。

本展は、当山所蔵の縁の品々を皆様に直接見ていただき感じていただくことに より、歌舞伎への関心と成田詣への

関心を更に高めていただき、成田不動へ よせる往事の人々の思いを現代に共感していただくことを目的に成田山

平和大塔霊光殿に於いて「成田屋・江戸人と成田不動展」を平成22年12月15日より平成23年3月28日まで開催いた

しますのででご高覧願えれば幸いに存じます。 併せて成田山書道美術館に於いて「成田山 江戸の書画展」を平成

23年1月1日より平成23年2月27日まで開催しておりますのでどうぞご覧下さい。

      大本山成田山新勝寺

 

成田屋・江戸人と成田不動展

 

   期  間  平成22年12月15日(水)〜平成23年3月28日(月)

          午前9時〜午後4時 ※入場は午後3時30分まで

   会  場  成田山平和大塔霊光殿 (入場無料)      

 

 

成田山 江戸の書画展

 

   期  間  平成23年1月1日(日)〜平成23年2月27日(日)

          午前9時〜午後4時 ※入場は午後3時30分まで

   会  場  成田山書道美術館 (入館料 500円)  

                      ※御護摩修行者は入館無料

 

 

 

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◇成田山と成田屋市川宗家のご縁

 歌舞伎の名門、成田屋市川宗家は、江戸元禄のころより三百有余年にわたって、成田山の御本尊

不動明王を篤く信仰してきました。その起源となるのが初代團十郎のご霊験です。

 子に恵まれなかった初代團十郎が、成田山に参詣し跡継ぎの誕生を祈願したところ、後の二代目を

授かりました。二代目は、こうしたご霊験から「不動の申し子」といわれ、十歳の初舞台で不動明王を演じ、

團十郎襲名の折には成田山で断食修行をするなど、お不動さまに深く帰依しました。

 以後、代々の團十郎は、お不動さまを信仰し、特に七代目團十郎は信心篤く、額堂(絵馬を掲げるお堂)

を寄進し、自ら「せったい所」の看板を掲げて参詣者に湯茶を接待しました。

 また、代々の團十郎は、襲名や大きな興行の折々に成田山のお不動さまへ、芸道上達や心願成就を

祈願しています。

7代目

七代目團十郎石像(額堂)

 

 

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大鏡

初代と二代目團十郎が1703年(元禄16年)に奉納した大鏡。
二代目は初代がお不動さまに子授けの祈願をして、その御利益で生まれたことから、「不動の申し子」と呼ばれた

 

 

暫

 七代目團十郎 「暫」

(成田山平和大塔)

成田山平和大塔1階の霊光殿にて企画展「成田山の絵馬」を開催しております。

 

 

◇十一代目海老蔵を襲名 参籠修行と襲名奉告参詣

 海老蔵丈も「十一代目海老蔵」の名跡を襲名するにあたり、幾度の修行に臨みました。

 2002年(平成14年)、成田山の青年僧と共に大峰山入峰修行をおこないました。

 大峰山入峰修行とは、奈良県吉野から三重県熊野にかけて連なる大峰山脈に登り、数々の行場で修行する

ことを言います。「懺悔懺悔六根清浄」と唱えながら山道をひたすら登り、奇岩連なる行場を命綱なしで挑む過酷

な修行です。

 また、2004年3月には成田山に参籠して水行、108回の礼拝、諸堂巡拝をしました。

指導にあたった当山教学課の松岡僧都は「海老蔵丈は、修行に対してとても前向きで、決して妥協することがあり

ませんでした」と当時を振り返ります。

 同年4月、海老蔵襲名を目前に控えた新之助丈(当時)は、再び成田山を参詣し御本尊さまに襲名の奉告と披露

興行の成功を祈願しました。

 翌5月、歌舞伎座で海老蔵襲名披露大歌舞伎が幕を上げ、十一代目市川海老蔵誕生と共に、團十郎・海老蔵

の150年ぶりの競演も実現。二カ月にわたる興行を無事成し遂げました。

 この襲名披露出演中に、急性白血病で入院した十二代目團十郎丈も、同年9月には退院するまでに回復し、

12月には不動明王のご加護に感謝し御礼参詣をしました。

 

 

◇開基1070年記念歌舞伎 『雷神不動北山櫻』の上演

 2008年1月、新橋演舞場で、市川海老蔵丈主演による成田山開基1070年記念歌舞伎『雷神不動北山櫻』が

上演されました。

 この記念歌舞伎には海老蔵丈のたっての願いにより、成田山から御本尊不動明王御分霊が新橋演舞場に

出開帳され、舞台の安全と成功を祈願。また、演舞場に訪れた多くの方々も参詣して、成田山のお不動さまとの

ご縁を深める機会となりました。

 『雷神不動北山櫻』は二代目團十郎が初演した通し狂言です。注目されたのは大詰めに海老蔵丈が演じる

不動明王の威厳に満ちたお姿でした。

 この年の4月から奉修された成田山開基1070年記念祭では、團十郎丈と海老蔵丈が、表参道をお練りし、

大本堂前特設舞台で、お二人による『連獅子』が奉納されました。


博多座

連獅子

 

 

◇108回の公演を通じてお不動さまに誓う決意

 海老蔵丈は、『雷神不動北山櫻』で新橋演舞場の初演39回をはじめ、御園座35回、博多座34回と通算

108回不動明王を演じました。

 海老蔵丈は、智光1月号に掲載した新春特別インタビューでは「不動明王を演じるというのは、やはり特別

なことで役者冥利に尽きます。新之助の頃(1992年)の『成田山分身不動』で不動明王を演じた時とは異なり、

『雷神不動北山櫻』では本当にいろいろなことを考えました。でも、結局は何も余計なことを考えずに、お不動

さまが羂索と利剣で示されているように、己が中の煩悩を断ち切るところからスタートしなければと思うようになり

ました。全くの偶然ですが『雷神不動北山櫻』の108回公演は煩悩の数と同じで、これは108のうち1つでも

煩悩を断ち切ることを勉強しなさいということではないかと考えています」と、不動明王を演じれば演じるほど、

迷いがそぎ落とされていく心境を語っています。

 さらに「余計なものを捨てる分、何をやっても満ち足りない、奥深くて楽しいものだから芝居意欲も増していく

のだろうと思います」と、その後の歌舞伎十八番復興と新作歌舞伎挑戦への意欲を語りました。

 

博多座

博多座

 

◇お不動さまのお導き 麻央夫人との出会い

 海老蔵丈と麻央夫人との出会いは昨年の歌舞伎十八番『七つ面』の復活公演がきっかけでした。

 成田山の御護摩札を舞台におまつりし、お不動さまのご加護のもと上演された『七つ面』がきっかけと

なって、麻央夫人と結ばれたことは、まさにお不動さまのお引き合わせであります。

 

 

◇御本尊不動明王 御宝前にて市川海老蔵丈ご夫妻結婚式奉修

 

ご挨拶A

当山御本尊不動明王の御分霊を勧請し結婚式を奉修いたしました。

 

 お二人の新たな門出にお不動さまの大いなるご加護あらんことを皆さまと共にお祈りいたしましょう。

 

 ◇皆様からお問い合わせの多い当山御宝前結婚式についてご紹介いたします。

 

 

 

 

 

大本山成田山新勝寺
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