御護摩とは

— 御護摩祈祷とは —
平安時代から続く、大いなる祈り

御護摩祈祷の様子

成田山新勝寺は、平安時代に朱雀天皇より勅命を賜った寬朝大僧正が御護摩祈祷によって、平将門による乱を収めたという開山縁起を持ちます。以来、絶えることなく続いてきた御護摩祈祷。今も多くの人びとがおまいりし、御護摩でお願いごとの成就を祈願しています。

御護摩時間

10月の御護摩時間
土・日・祝6時9時10時11時
12時13時14時15時
28日6時9時11時12時
13時15時
平日6時9時11時13時
15時

祈りの道場

お不動さまが鎮座する大本堂。どなたでも堂内にお上がりになり、おまいりすることができます。

御護摩祈祷の流れ

1.受付

受付

境内各所の御護摩受付所にて、備え付けの用紙に必要事項をご記入のうえ、御護摩料を添えてお申し込みください。

2.御護摩の火

お護摩の火

揺らめく御護摩の炎の中に、護摩木という特別な薪を投入し、願いごとを清めて成就することを祈願いたします。

3.御火加持(おひかじ)

「御火加持(おひかじ)」でお不動さまのご利益(りやく)をいただく

「御火加持」が行われます。皆さまの大切なもの(鞄や財布など)を御護摩の火にあてることでお不動さまのご利益(りやく)をいただきます。

4.御真言を唱和

お不動さまの御真言を唱和

お不動さまに手を合わせてお姿を思い浮かべ、御真言を唱えて一心にお祈りします。

5.ご自宅や職場にお不動さまをまつる

ご自宅や職場にお不動さまをまつる

お受けになりました御護摩札はお不動さまの御霊徳が宿っています。ご自宅や職場の清らかな場所におまつりして御加護をお受けください。

6.御礼詣り(おれいまいり)

御礼詣り(おれいまいり)

御護摩札・御守は、願いが成就したとき、または1年経ったら、御礼詣りをしてください。

7.御札を納める

御札を納める

御札を納めて、新しい御護摩札・御守をお受けください。

納められるもの
お札/お守り/守護矢/しめ縄
持ち込み禁止
仏壇/仏具等/ぬいぐるみ・人形等/額・ガラス・陶器等/だるま

御護摩祈祷のよくある質問

御護摩祈祷とは何ですか?

御護摩祈祷は、御本尊不動明王の前で護摩木を焚き、諸願成就を祈る密教の伝統的な修法です。煩悩を焼き尽くし、心願成就・開運厄除・交通安全などのご利益を願います。

遠方に住んでいても、御護摩祈祷を申し込めますか?

はい、郵送でのお申込みも受け付けております。こちらにある所定の申込用紙に必要事項を記入の上、初穂料を添えてお送りください。

家族や代理人が祈祷を受けても効果はありますか?

はい、祈願者ご本人が不在でも、代理の方がご祈祷を受けることでご利益を授かることができます。