清瀧権現堂は江戸時代中期の1732年(享保17年)建立で成田市指定文化財に登録されています。この度、成田山諸堂修復事業として御堂の修復工事を行うこととなり、岸田照泰貫首大導師のもと起工式を厳修しました。
式には、小泉一成成田市長代理の田中美季成田市教育委員会教育部参事をはじめ、成田山総代、工事関係者などが参列。法要後、工事の無事故安全を祈願した特別大護摩札を岸田貫首から株式会社佐藤秀の村野忠男代表取締役社長へ授与しました。工事は2023年(令和5年)3月の完成を目指して進められます。
カテゴリー[法要ご報告]の記事一覧
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10日 09月 2021年
清瀧権現堂修復工事起工式
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08日 09月 2021年
大般若会
光明堂横の清瀧権現堂にて大般若会(だいはんにゃえ)を奉修しました。この法会は『大唐西域記』で知られる玄奘三蔵が翻訳した経典『大般若経』600巻を職衆僧侶が転読し、天下泰平・万民豊楽・五穀豊穣・息災延命を祈願するものです。毎年正月、5月、9月の8日に厳修し、経典を転読する際に起こる風にあたると無病息災の御利益が受けられると伝わっています。
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25日 08月 2021年
大黒天・不動尊遷座法楽
一切経堂内に安置されていた大黒天及び不動尊(通称:古仏)を広くご信徒皆さまにおまいりいただけるよう、大本堂西側へ遷座し、法楽を奉修しました。
御尊像には9月1日からおまいりいただけます。
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08日 08月 2021年
先師忌を厳修
8月14日の成田山中興第20世貫首鶴見照碩大和尚ご命日を前に先師忌を厳修しました。法要では岸田照泰貫首大導師のもと、照碩大和尚と本年2月に遷化された中興第21世貫首橋本照稔大和尚の仏果増進を祈念し、供養の誠を捧げました。
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12日 07月 2021年
開山忌大法会
成田山を開山された寛朝大僧正のご命日にあたり、開山忌大法会を岸田照泰貫首大導師のもと厳修しました。
法要では遍照講下総印旛教区連合会による御詠歌の奉詠が行われ、御本尊不動明王と開山寛朝大僧正の鴻恩に感謝の祈りを捧げました。
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01日 07月 2021年
全国安全週間特別大祈祷会
岸田照泰貫首大導師のもと職場安全、災難消除、事業繁栄を祈願する全国安全週間特別大祈祷会を厳修しました。
成田山では7日まで毎日、午前11時から大本堂で全国安全週間特別大祈祷会を厳修します。なお、入堂の際は必ず新型コロナウイルス感染予防のためマスクを必ずご着用ください。
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15日 06月 2021年
弘法大師・興教大師御誕生慶祝法会
真言宗の宗祖弘法大師は774年(宝亀5年)6月15日、現在の香川県にお生まれになり、真言宗中興の祖である興教大師は、1095年(嘉保2年)6月17日、現在の佐賀県に誕生されました。両祖大師の御誕生をお祝いし、その御遺徳を讃える御誕生慶祝法会を岸田照泰貫首大導師のもと大師堂にて厳修しました。
法会には、お大師さまへの信仰篤い成田山十善護国講社の皆さまをはじめとするご信徒が参列され、日頃の御加護に感謝して焼香。また、遍照講下総印旛教区連合会の皆さまによる御詠歌が奉詠されました。
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18日 04月 2021年
聖徳太子報恩大法会
成田山では1992年(平成4年)の聖徳太子堂建立以来、毎年4月に報恩大法会を厳修しています。本年も岸田照泰貫首大導師のもと大法会を厳修し、日本仏教興隆の祖である聖徳太子に報恩感謝の誠を捧げました。
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08日 04月 2021年
釈尊降誕会
仏教をお開きになったお釈迦さまの御誕生を祝う降誕会法要を岸田照泰貫首大導師のもと釈迦堂にて厳修しました。読経の後、誕生仏(お釈迦さまが誕生された時のお姿)に甘茶をそそぐ灌仏を行い仏恩に感謝を捧げました。
灌仏は、お釈迦さま御誕生の際に甘露の雨が降ったという故事に由来しており、両手で天地を指し示す誕生仏のお姿は、この世の生きとし生けるものすべてが等しく尊い存在であることを表しています。
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21日 03月 2021年
正御影供(しょうみえく)
3月21日の宗祖弘法大師ご入定の日にあたり、大師堂で岸田照泰寺務長導師のもと正御影供(しょうみえく)を厳修しました。
弘法大師空海は、唐(現在の中国)の恵果和尚より密教の教えを授かり、高野山に金剛峯寺を開創された真言宗の祖です。庶民教育を目的とした綜芸種智院の設立や満濃池の改修など各方面に多くの業績を残し、835年(承和2年)3月21日にご入定されました。
法要では僧侶による読経が行われ、宗祖弘法大師へ報恩謝徳の誠を捧げました。