福島県立塙工業高等学校和太鼓部が成田山総門前広場で和太鼓演奏を奉納。29人の部員が力強い和太鼓演奏を披露しました。
顧問の佐川博文先生は「東日本大震災から5年が経過。福島の復興は進んでいますが未だ自宅に帰れない人が多くいます。私たち和太鼓部は福島県への支援に対する感謝と被災者の元気な姿を見ていただくため、全国各地で演奏しています。今日は成田山のお不動さまに復興の祈りを込めて力一杯演奏します」と挨拶しました。
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03日 08月 2016年
福島県立塙工業高等学校和太鼓部 奉納太鼓演奏
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25日 07月 2016年
熊本地震義捐金を寄託
成田山境内の募金箱に寄せられた熊本地震義捐金を熊本県社会福祉協議会に寄託しました。
今回の寄託は5月に続いて2回目となります。7月21日、伊藤照節教化部長が熊本県社会福祉協議会に赴き、同協議会事務局長角田信也氏(写真左)に今回の義捐金1,356,200円を寄託。角田事務局長は「現在も全国の協議会から職員の派遣協力をいただき、復興活動を行っています。被災地の報道が少なくなる中、まだまだ復興は道半ばです。どうか、熊本被災地を忘れないでほしい」と述べられました。
熊本地震義捐金は5月の義捐金3,926,348円を含め合計5,282,548円となりました。募金にご協力くださったご信徒皆さまに感謝を申し上げるとともに、被災地の一日も早い復興を心よりお祈りいたします。
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26日 06月 2016年
国指定重要文化財 額堂耐震補強工事竣工法要を厳修
橋本照稔貫首大導師のもと、額堂耐震補強工事竣工法要を厳修しました。額堂は1980年(昭和55年)に近世庶民信仰の貴重な証として国の重要文化財に指定されています。
2013年(平成23年)3月、東日本を襲った大震災により、倒壊はまぬがれたものの柱と土台が5センチほどずれを起こし、屋根瓦の落下の危険性を確認。重要文化財(建造物)耐震診断指針に基づいて基礎診断を実施した結果、耐震補強の必要性が求められ、この度に工事に至りました。
竣工法要には、秋元真利衆議院議員、林幹人千葉県議会議員、小池正昭千葉県県議会議員はじめ、関係各位25人が参列。法楽に続き、工事に尽力された公益財団法人文化財建造物保存技術協会、株式会社佐藤秀に感謝状を贈呈しました。
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20日 05月 2016年
成田山醫王殿上棟式
橋本照稔貫首大導師のもと成田山醫王殿上棟式を厳修しました。上棟式は建立工事中間の節目に当たり、これまでの工事の無事に感謝し、落慶に至るまでの安全を祈る儀式です。
工匠により「槌打ちの儀」「上棟札 曳綱の儀」「四方餅散餅(さんぺい)の儀」が執り行われ、曳綱の儀では、大導師をはじめ成田山内陣十六講 岡部照夫総講元、成田山奉賛会 藤田弘道副会長、成田山財団 松本照敬理事長、小泉一成成田市長、成田市議会 伊藤竹夫議長、成田山篤信 内川博雅様、成田山新勝寺壇徒 土井一彦総代、一般財団法人建築研究協会 今村祐嗣理事、株式会社大林組 白石達社長の代表者10名が上棟札を屋根上まで曳き上げ、工事の安全を祈りました。
醫王殿は平成30年3月に落慶予定です。
成田山公式HPhttps://www.naritasan.or.jp/
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03日 05月 2016年
旧本堂 薬師堂 門標建立法要
成田山開基1080年祭記念事業の一環である旧本堂薬師堂修復は平成25年に完了しています。工事完了後、修復落慶を記念して薬師堂門前に門標を建立することを発願。この度、高さ約3メートルの門標が完成し建立法要を厳修しました。
石柱の奉納は薬師堂修復工事を施工した株式会社佐藤秀、碑銘は日展常任理事の新井光風先生の揮毫によります。
法要に先立ち橋本照稔貫首、新井光風先生、株式会社の佐藤秀小山恒雄社長、成田山新勝寺責任役員の滝澤尚二総代によって除幕之儀(写真)が執り行われました。
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17日 03月 2016年
福島県南相馬市・二本松市・いわき市での彼岸法要
春のお彼岸にあたり3月15、16日の2日間、福島県南相馬市の小池小草地区仮設住宅、二本松市赤井沢仮設住宅、いわき市久ノ浜地区海岸を訪問し、山﨑照義長臈導師のもと彼岸法要を厳修しました。
祭壇に先祖や震災物故者の位牌をおまつりし、成田から持参したおはぎをお供えし故人の仏果増進を祈りました。
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11日 03月 2016年
岩手県陸前高田市 東日本大震災追悼式に参列
東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市で行われた犠牲者の追悼式に山﨑照義長臈が参列しました。追悼式後、陸前高田市役所を訪問して戸羽市長に義捐金417万600円をお届けし、震災直後避難所にもなっていた気仙成田山金剛寺で犠牲者を追悼して読経を捧げました。同市気仙町の真言宗智山派金剛寺に成田山御本尊不動明王御分霊を勧請した不動堂(気仙成田山)が建立されている御縁により、成田山では震災直後から、勝御守の初穂料の一部を義捐金として陸前高田市に寄託する支援を続けています。
東日本大震災をはじめさまざまな自然災害により、現在も多くの方が不自由な避難生活を余儀なくされています。成田山では、被災地の一日も早い復興を願い、ご信徒皆さまのご協力を得てさまざまな活動に取り組んでいます。今後とも、皆さまのあたたかいご協力をよろしくお願いいたします。
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11日 03月 2016年
全国災害物故者供養会
3月11日午前11時から釈迦堂にて橋本照稔貫首大導師のもと、東日本大震災をはじめ全国で発生する自然災害で犠牲となられた方々のご冥福を祈る供養会を厳修しました。
法要には成田市小泉一成市長をはじめ市内関係各団体の皆さま、福島県から市内に避難されている方々が参列。読経に続いて密厳流遍照講下総印旛教区連合会による「追善供養和讃」と成田仏教聖歌合唱団による「仏前讃仰」「いろはうた」が奉唱されました。また、地震発生時刻の午後2時46分には「追悼の鐘」をつき、参詣ご信徒と共に御霊の安らかならんことを祈りました。
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01日 12月 2015年
醫王殿建立 装飾材彫刻
成田山では2018年(平成30年)に開基1080年祭を迎えるにあたり、左記のとおり記念事業を進めています。
一、成田山醫王殿建立
二、旧本堂薬師堂修復
三、国指定重要文化財 額堂耐震補強
四、大本堂・光輪閣改修
五、境内施設整備
記念事業の主眼である成田山醫王殿建立は、11月13日に立柱式を行い、大阪府富田林市の関西加工センターで加工が進められてきた御用材の組み立てが、いよいよ始まりました。素屋根で囲われているため外から進捗状況を見ることはできませんが、今後、柱が立ち梁が組まれ、徐々に醫王殿が姿をあらわします。そして壁や屋根、装飾が施されていきます。
醫王殿を飾る蟇股、木鼻の彫刻を視察
11月10日、埼玉県鶴ヶ島市の金剛組関東第一加工センターを醫王殿の設計監理を担当する一般財団法人建築研究教会の藤本春樹氏と新勝寺関係者らが訪問。醫王殿の装飾材彫刻の進捗状況を確認しました。
現在、蟇股(かえるまた)や木鼻(きばな)、手挟(たばさ)みなどの彫刻を制作中。蟇股は上層からの荷重を支えるための部材で、成田山の寺紋が葉牡丹であることにちなみ、牡丹をモチーフに図案がデザインされています。
牡丹の図案が彫刻された蛙股
木鼻は虹梁(こうりょう)と呼ばれる化粧梁の端に取り付けられる部材で、通常は獅子の彫刻が用いられます。成田山醫王殿は、御本尊の薬師如来が東の方角にいらっしゃる仏さまということから、四神(中国の神話で天の四方をつかさどる神。東=青竜(せいりゅう)、南=朱雀(すざく)、西=白虎(びゃっこ)、北=玄武(げんぶ))の中で東方を守護するとされる龍が謹刻されます。
手挟みの制作が進行中
彫刻を担当する職人は「すばらしい檜材で、とても彫りやすいです。彫刻は実際に建物に取り付けられると、かなり印象が変わってきます。多くの人が彫刻を見上げてくれることを想像しながら制作しています。御堂の完成が楽しみです」と話していました。
ご信徒皆さまの身体健全と健康長寿を祈る成田山醫王殿は2018年(平成30年)に落慶予定です。また、併せて境内のバリアフリー化やトイレ改修工事も行っています。
工事中、皆さまにはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
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16日 11月 2015年
岩手県陸前高田市に義捐金を寄託
11月16日、岩手県陸前高田市戸羽太市長に勝御守義捐金2,160,200円をお届けしました。戸羽市長は「東日本大震災から4年8ヶ月が経過し、風化していくことに危機感を感じています。その中でも、成田山の皆様がこうして支援を続けて下さっていることに市といたしまして大変感謝しております。今後も復興計画が確実に実現するために一丸となって取り組みます」と述べられました。
勝御守義捐金は初穂料の一部を義捐金としたもので、今回で10回目となります。成田山では今後も支援を続けてまいります。皆さまのご協力に感謝申し上げるとともに引き続きご支援の程、よろしくお願いいたします。