1月15日の小正月を迎え、餅花をお飾りしました。餅花は木の枝に餅や果実をあしらい、その年の豊作と家内安全を願うもので、成田山では「なり木」といいます。また、「繰り回しが良くなるように」との願いから栗の木を用いています。光輪閣1階総受付、本堂前御護摩受付所、堂庭御護摩受付所の3カ所に16日までお飾りしています。
投稿者アーカイブ:成田山新勝寺
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15日 01月 2022年
餅花
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12日 01月 2022年
覚鑁忌(かくばんき)
1月12日、真言宗中興の祖と仰がれる興教大師覚鑁上人(こうぎょうだいしかくばんしょうにん)の命日法要を岸田照泰貫首大導師のもと大師堂で厳修しました。
興教大師は、嘉保2(1095)年、現在の佐賀県鹿島市にお生まれになりました。弘法大師の教えを再興するとともに多くの学徒を養成。その後、和歌山県の根来山に移り「新義」といわれる教学を確立し、康治2(1143)年12月12日、49歳で入滅されました。
成田山では古くから陰暦12月(現在の1月)に法要を行ってきたため一月遅れの厳修となります。
厳しい寒さの中、参列したご信徒は焼香台で静かに手を合わせ御遺徳を偲びました。
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11日 01月 2022年
福枡浄書
節分会で福豆を入れる福枡の仕上げを行いました。秋田県産のヒバで作られた枡の底に「成田山」の焼き印を押し、僧侶が一つひとつ丁寧に「令和四壬寅歳二月三日 節分会」と浄書しました。節分会にはこの福桝からたくさんの福豆が撒かれます。
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11日 01月 2022年
新成人記念記帳
成人の日にあたり、9日、10日の2日間、新たに成人を迎えられた皆様の開運成就を祈願し記帳所を設け、記念品を授与しました。新成人おめでとうございます。
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08日 01月 2022年
大般若会
光明堂において天下泰平・万民豊楽・五穀豊穣・息災延命を祈願する大般若会を伊藤照節寺務長導師のもと奉修しました。
大般若会は、大般若経転読会ともいわれ、大般若経600巻の経題を読み上げ、経典一巻一巻を転読する法会です。転読する風にあたると、一年間無病息災の御利益をいただけると伝わり、多くの方が参列されました。
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07日 01月 2022年
浄書式
新春恒例の伝統行事、浄書式を岸田照泰貫首大導師のもと厳修。御本尊不動明王の御宝前で法楽を捧げ、今年最初の御護摩札を浄書しました。
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28日 12月 2021年
納め不動古札お焚き上げ法要
一年最後のお不動さまの御縁日である「納め不動」の日にあたり、御護摩札や御守をお焚き上げする納め不動古札お焚き上げ法要を奉修しました。
中央の炉壇に大きな炎が燃え上がると、納められた御護摩札や御守を次々にお焚き上げ。参詣者は一年間の御加護に感謝するとともに、新年のさらなる御加護を祈願しました。
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26日 12月 2021年
年末恒例の餅つき
12月13日の煤払い以降、境内各所にて行われてきた新年を迎える準備も本日の餅つきで大詰めを迎えました。
午前4時30分に釜に火を入れ、餅米を蒸して次々に餅をつきました。
つきあがった餅は、お供え餅やのし餅に調製。御本尊不動明王をはじめ境内各所にお供えします。
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25日 12月 2021年
大しめ縄飾り付け
本年11月から準備が進められてきた大しめ縄が大本堂前に飾り付けられました。 成田山の大注連縄は、約6,000束の藁から色や堅さなど注連縄に適したもの2,500束を選別して作り上げられたもので、幅6.6メートル、高さ1.5メートル、重さは約200キロあります。 江戸時代の成田山中興代一世貫首照範上人が五穀豊穣を祈願して考案されたことから「しょうはんじめ」とよばれています。 大しめ縄は、明年1月28日の初不動の日まで大本堂前に設置されます。
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13日 12月 2021年
年末恒例のすす払い
日の出前の午前5時頃から、年末恒例のすす払いを行いました。大本堂では僧侶によって御本尊不動明王の御身拭いを行い、刷毛などを使って丁寧に清めました。また、成田山職員が、長さ10メートルほどの笹竹で天井や欄間にたまった一年の汚れを落としました。