春のお彼岸にあたり3月15、16日の2日間、福島県南相馬市の小池小草地区仮設住宅、二本松市赤井沢仮設住宅、いわき市久ノ浜地区海岸を訪問し、山﨑照義長臈導師のもと彼岸法要を厳修しました。
祭壇に先祖や震災物故者の位牌をおまつりし、成田から持参したおはぎをお供えし故人の仏果増進を祈りました。
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17日 03月 2016年
福島県南相馬市・二本松市・いわき市での彼岸法要
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11日 03月 2016年
岩手県陸前高田市 東日本大震災追悼式に参列
東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市で行われた犠牲者の追悼式に山﨑照義長臈が参列しました。追悼式後、陸前高田市役所を訪問して戸羽市長に義捐金417万600円をお届けし、震災直後避難所にもなっていた気仙成田山金剛寺で犠牲者を追悼して読経を捧げました。同市気仙町の真言宗智山派金剛寺に成田山御本尊不動明王御分霊を勧請した不動堂(気仙成田山)が建立されている御縁により、成田山では震災直後から、勝御守の初穂料の一部を義捐金として陸前高田市に寄託する支援を続けています。
東日本大震災をはじめさまざまな自然災害により、現在も多くの方が不自由な避難生活を余儀なくされています。成田山では、被災地の一日も早い復興を願い、ご信徒皆さまのご協力を得てさまざまな活動に取り組んでいます。今後とも、皆さまのあたたかいご協力をよろしくお願いいたします。
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11日 03月 2016年
全国災害物故者供養会
3月11日午前11時から釈迦堂にて橋本照稔貫首大導師のもと、東日本大震災をはじめ全国で発生する自然災害で犠牲となられた方々のご冥福を祈る供養会を厳修しました。
法要には成田市小泉一成市長をはじめ市内関係各団体の皆さま、福島県から市内に避難されている方々が参列。読経に続いて密厳流遍照講下総印旛教区連合会による「追善供養和讃」と成田仏教聖歌合唱団による「仏前讃仰」「いろはうた」が奉唱されました。また、地震発生時刻の午後2時46分には「追悼の鐘」をつき、参詣ご信徒と共に御霊の安らかならんことを祈りました。
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01日 12月 2015年
醫王殿建立 装飾材彫刻
成田山では2018年(平成30年)に開基1080年祭を迎えるにあたり、左記のとおり記念事業を進めています。
一、成田山醫王殿建立
二、旧本堂薬師堂修復
三、国指定重要文化財 額堂耐震補強
四、大本堂・光輪閣改修
五、境内施設整備
記念事業の主眼である成田山醫王殿建立は、11月13日に立柱式を行い、大阪府富田林市の関西加工センターで加工が進められてきた御用材の組み立てが、いよいよ始まりました。素屋根で囲われているため外から進捗状況を見ることはできませんが、今後、柱が立ち梁が組まれ、徐々に醫王殿が姿をあらわします。そして壁や屋根、装飾が施されていきます。
醫王殿を飾る蟇股、木鼻の彫刻を視察
11月10日、埼玉県鶴ヶ島市の金剛組関東第一加工センターを醫王殿の設計監理を担当する一般財団法人建築研究教会の藤本春樹氏と新勝寺関係者らが訪問。醫王殿の装飾材彫刻の進捗状況を確認しました。
現在、蟇股(かえるまた)や木鼻(きばな)、手挟(たばさ)みなどの彫刻を制作中。蟇股は上層からの荷重を支えるための部材で、成田山の寺紋が葉牡丹であることにちなみ、牡丹をモチーフに図案がデザインされています。
牡丹の図案が彫刻された蛙股
木鼻は虹梁(こうりょう)と呼ばれる化粧梁の端に取り付けられる部材で、通常は獅子の彫刻が用いられます。成田山醫王殿は、御本尊の薬師如来が東の方角にいらっしゃる仏さまということから、四神(中国の神話で天の四方をつかさどる神。東=青竜(せいりゅう)、南=朱雀(すざく)、西=白虎(びゃっこ)、北=玄武(げんぶ))の中で東方を守護するとされる龍が謹刻されます。
手挟みの制作が進行中
彫刻を担当する職人は「すばらしい檜材で、とても彫りやすいです。彫刻は実際に建物に取り付けられると、かなり印象が変わってきます。多くの人が彫刻を見上げてくれることを想像しながら制作しています。御堂の完成が楽しみです」と話していました。
ご信徒皆さまの身体健全と健康長寿を祈る成田山醫王殿は2018年(平成30年)に落慶予定です。また、併せて境内のバリアフリー化やトイレ改修工事も行っています。
工事中、皆さまにはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
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16日 11月 2015年
岩手県陸前高田市に義捐金を寄託
11月16日、岩手県陸前高田市戸羽太市長に勝御守義捐金2,160,200円をお届けしました。戸羽市長は「東日本大震災から4年8ヶ月が経過し、風化していくことに危機感を感じています。その中でも、成田山の皆様がこうして支援を続けて下さっていることに市といたしまして大変感謝しております。今後も復興計画が確実に実現するために一丸となって取り組みます」と述べられました。
勝御守義捐金は初穂料の一部を義捐金としたもので、今回で10回目となります。成田山では今後も支援を続けてまいります。皆さまのご協力に感謝申し上げるとともに引き続きご支援の程、よろしくお願いいたします。
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13日 11月 2015年
成田山醫王殿立柱式
成田山では平成30年の開基1080年祭奉修に向けて各種記念事業を進めています。その主眼となる事業の成田山醫王殿建立は、いよいよ加工が進められてきた御用材の組み立て工事に入ります。
本日、橋本照稔貫首大導師のもと立柱式(りっちゅうしき)を厳修。工事関係者らが参列して伝統的儀式を古式に則って執り行い、工事の安全を祈りました。
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10日 09月 2015年
成田山醫王殿建立 御用材視察
成田山では2018年(平成30年)に開基1080年祭を迎えるにあたり、左記のとおり記念事業を進めています。
一、成田山醫王殿建立
二、旧本堂薬師堂修復
三、国指定重要文化財額堂耐震補強
四、大本堂・光輪閣改修
五、境内施設整備
記念事業一、平和大塔西側に建立予定の成田山醫王殿(左ページ完成予想図)は、4月二27日に橋本照稔貫首大導師のもと地鎮祭を厳修。次いで6月22日に地鎮鎮壇式を執り行いました。11月13日の立柱式に先立ち、9月10日、御用材を管理する株式会社金剛組の関西加工センター(大阪府富田林市)を岸田照泰寺務長が視察しました。
成田山醫王殿に使われる御用材
御用材は奈良県吉野産の良質な檜材ばかりで、センターでは、柱や梁(はり)など各部材への加工が進められています。設計監理を担当する一般財団法人建築研究協会の藤本春樹氏、棟梁の向山慧氏ほか関係者から、各御用材の使用箇所や現在の作業状況について説明を受けました。
醫王殿の工事は、基礎躯体構築が完了し、石材を積み上げて土台造成の作業へ移ります。その上に約12メートル四方、高さ約12メートルの木造・宝形造(正面五間、側面五間)唐破風(からはふ)付、本瓦葺の御堂が建立されます。
工事中はご不便をお掛けいたしますが、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。境内のバリアフリー化やトイレ改修の工事も行っています。記念事業の趣旨をご理解いただき、御信援をお寄せいただきますようお願いいたします。
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01日 08月 2015年
成田山境内施設整備
記念事業の大本堂・光輪閣改修と境内施設整備は、ご信徒皆さまがおまいりしやすい境内を目指して取り組んでいる事業です。特に車椅子や高齢者の利用を考慮したトイレの多目的化や洋式化、境内のバリアフリー化を推進しています。
これまでに光輪閣南側エレベーターの改修、大本堂内エレベーターの新設をはじめ、光輪閣内、大本堂東翼殿後方、釈迦堂西側奥山広場の各トイレを全面改修しています。さらに本年6月末には、光輪閣一階総受付前のトイレと大本堂地階・第一講堂のトイレの全面改修が終了しました。
現在は、大本堂ロビー・第二講堂のトイレ改修工事を進めていて、それぞれ本年秋に完成する予定です。明年2月からは、エレベーターを併設する大本堂西側後方トイレの改修も始まります。
工事中、皆さまにはご不便をおかけいたしますが、記念事業の趣旨をご理解いただき、ご協力くださいますよう、よろしくお願いいたします。
多目的室も備わった光輪閣1階総受付前のトイレ
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10日 05月 2015年
福島県南相馬市小池小草自治会御一行が来山
福島県南相馬市の小池小草仮設住宅自治会の皆さまが来山されました。
成田山では東日本大震災以来、支援物資のお届けや現地での彼岸法要厳修など、小池小草仮設住宅での支援活動を続けています。本日は23人が来山して御護摩に参列。坊入の席では山﨑照義長臈がご挨拶しました。
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03日 05月 2015年
ネパール地震被災地支援募金を実施
総門前にて成田山仏教青年会、成田山交道会による「ネパール地震被災地支援募金」を行いました。4月25日にネパールの首都カトマンズから北西80キロメートル付近を震源とするマグニチュード7.8の地震が発生し、ネパールでは5100人を超える方が亡くなり、今なお多くの方々が避難生活を余儀なくされています。成田山では、御本尊不動明王の御教えである「まごころこめて助け合い」の実践として支援募金を実施。多くの参詣ご信徒の皆さまから浄志を寄せていただきました。